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事業計画とSWOT分析

 事業計画を立てるにあたり、SWOT分析を行うことがよくあります。SWOT分析とは、企業の状況を外部環境と内部環境に分け、外部環境はさらに機会(Opportunity)と脅威(Threat)に、内部環境は強み(Strength)と弱み(Weakness)に分けて要因分析し、戦略を導き出すものです。

 事業計画書にSWOT分析が掲載されていると、事業計画の筋が明確になり、計画自体がとても締まってきます。ですので、SWOT分析は事業計画には大変有効であるといえます。

 戦略を立てるには、クロスSWOT分析を用いることが多いですが、その中でも特に、強みと機会を掛け合わせること(機会に乗じて強みを発揮)が有効です。でも、なかなかきれいにそのような戦略構築を行うことができることはなく、すでにそのような強みと機会を有効に活用している場合が多いです。

 SWOT分析の具体的なやり方については別の機会に書きたいと思います。